当別町の西に位置する獅子内地区は、明治二十八年東に平安農場、西に京坂農場が創設され、同時に平安農場では平安神宮の御分霊を祀り、京坂農場では天照皇大神を祀って地域の産土神とした。その後、地域一体化を望む有志が協議し、二社の合併が実現し大正九年九月仮殿を十八線の山のふもとに建設して合祀した。
大正十五年三月には神殿建設に着手し、四月十三日に竣工した。翌日、当時の阿蘇神社(現在の当別神社)社司後藤玄良が斎主となって遷座祭・例祭が厳かに斎行された。
以後毎年、秋九月十五日と例祭日を定め、祭祀が営まれ地域の鎮守として現在に至っている。 平成16年には境内地を買い上げ、法人格を取得した。