明治14年長野県上諏訪より、河西由造が30戸の入植者と共に厚別中央、西部、川下で開墾に励んだ。明治15年諏訪大社より御分霊を奉戴し、心の拠所として、初めは小さな祠を建てて祀っていたが、明治30年、河西、世話人達によって、堂々たる御社が創建された。昭和53年80余年の星霜を経て、老朽化が進み、同9月、現御社殿が竣工した。旧社殿は教化育成などに役立つ事を念願し、北海道開拓の村に保存されている。昭和19年単立社旭町神社の御祭神が、地域の氏子達の依頼により、信濃神社に合祀せられた。又、御鎮座90年の佳節の記念として昭和63年5月氏子30名と共に、長野県諏訪大社より、御祭神、建御名方富命の妃神、八坂刀売命の御分霊を奉戴し、夫婦神共々に仰ぎ奉り、殖産の道に、氏子繁栄に、心のよるべとしてお祀りした。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
上毛野君田道命 旧旭町神社 明治22年創祀 昭和19年8月15日合祀